
B.O.T の誕生ストーリー
B.O.Tの誕生は、“Bridge of the Times(時代の架け橋)”という言葉に由来しています。
古き良き時代のデニムと現代の私たち、デニム発祥の地であるアメリカと日本を橋渡ししたい――そんな想いから、このヴィンテージジーンズ工房が誕生しました。
第二次世界大戦前後の名作ジーンズは、ただの衣服ではなくその時代を映す文化そのもの。
B.O.Tはそれらを現代によみがえらせることで、過去と現在、国と国をつなぐ架け橋になりたいと考えています。
創業当初、代表の竹永は愛好家として集めていたビンテージミシンと古着のジーンズに囲まれながら、「いつか自分の手で伝説の一本を再現したい」という夢を温めていました。
地方の小さな町・鳥取県日野町(現工房は伯耆町)でその夢を形にし、2020年、B.O.Tとしてブランドをスタート。
発売するや否や、全国のデニムファンから注目を集め、“幻の工房”として口コミが広がりました。

理念とクラフトマンシップ

掲げる理念は一貫しています。
それは「時代や国を超えた信頼をデニムに宿すこと」。戦前~戦後にかけて生まれたジーンズには、時代を超えて愛される普遍的な魅力があります。
その魅力を現代に伝え、次の世代へ橋渡ししていく――
B.O.Tは一本のデニムを通じて、人と時代、人と人をつなぐものづくりを目指しています。
また、お客様との信頼を何より大切にしています。
受注生産で納期をいただくからこそ、進捗を丁寧にご連絡する、質問には真摯にお答えする、仕上がりに責任を持つ…といった基本を徹底し、「待ってよかった」と思っていただける体験を提供できるよう努めています。
この“信頼”の想いこそが、ブランド第2章のキーワード「BEYOND OF TRUST(ビヨンド オブ トラスト)」に込められています。
B.O.Tは2023年にブランド名をB.O.T & Co.と刷新し、新たにBEYOND OF TRUSTを掲げました。
これは単なる名称変更ではなく、「時代を超えて受け継がれる信頼をお客様に届けたい」という決意表明でもあります。
竹永 正俊(株式会社B.O.T代表・職人)について
竹永 正俊(たけなが まさとし) – 株式会社B.O.T代表 兼 デニム職人。

鳥取県日野町出身。幼少の頃からモノづくりが好きで、高校生の時に出会ったヴィンテージジーンズに魅了される。アパレル勤務を経て故郷で独立し、工房、M.T local denim studioを立ち上げる。好きな言葉は「想いはカタチになる」。趣味はビンテージデニム集め。
創業者であり職人の竹永 正俊(たけなが まさとし)は、自身も30年代~40年代のヴィンテージデニムに魅了された一人です。
長年にわたり古着デニムを研究し、その独特の色落ちや縫製技術に心惹かれていきました。
アパレル業界に携わった後、「本当に納得のいく一本を自分の手で作りたい」と決意し、故郷である山陰、鳥取県日野町に工房を構えました。
静かな山あいの工房で、アンティークミシンと向き合いながら制作する日々は、竹永にとって至福の時間でした。
創業時の話
創業にまつわるエピソードとして、竹永が20代の頃に手に入れた1本のボロボロのヴィンテージジーンズの話があります
穴だらけで汚れていたそのジーンズをリペアしながら穿いているうちに、「服というより歴史の一部を履いているようだ」と感じ、大きな感銘を受けました。この体験が「歴史を纏うデニムを自分の手で作りたい」という原点になりました。
さらに、ある時出会ったビンテージミシンとの出会いも転機となります。
動かなかったそのミシンを数か月かけて修理・調整し、見事動くようになったとき、100年以上前の職人と対話できたような不思議な感動がありました。
「古いミシンを使うことで当時のデニムが再現でき、当時のジーンズ職人の心にも近づける」。竹永はそう確信し、このミシンをはじめ年代物の縫製機械を次々と工房に集めました。
時間と手間を惜しまず良いものを作る――先人たちのものづくりへの敬意と情熱が、B.O.Tの原点となっています。
現在では、国内外から注文が寄せられるブランドに成長しましたが、創業当初からの想いを忘れることなく、日々ミシンに向かっています。
「ヴィンテージジーンズが持つ物語を、一人ひとりのお客様に届けたい」 そんな信念が、B.O.Tのすべての商品に宿っています。
技術と想い
ジーンズ作り一筋。
生地選びから縫製、リベット打ちまで、すべての工程を一人でこなすその姿は、まさに現代に蘇った往年のジーンズ職人です。
特に縫製技術には定評があり、一本のズレも妥協しない正確さと手作業ならではの温もりを両立させています。
しかし代表の竹永は「自分の作るジーンズはあくまで日常の相棒」と考えています。
「ヴィンテージものは、使い込んでもらってこそ味が出ます。自由にガシガシ履いてほしい」
お客様が遠慮なくデニムを履き潰すことを歓迎します。
大切に作り上げたジーンズだからこそ、日々の生活に寄り添い、新たな物語を刻んでほしい――それがB.O.Tの願いです。

使用する道具と工房風景
工房内には所狭しとヴィンテージ縫製機械が並びます。
1890年代製の足踏みミシンから、1940~50年代のシンガー社製工業用ミシン、チェーンステッチ専用のユニオンスペシャルミシン(裾上げ用)まで、多種多様。
そのどれもが“相棒”であり、日々メンテナンスを施しながら現役で活躍中です。
古い機械だから出せる独特の縫い目や風合いがあり、「機械もパートナーとして一緒に作品を作っている感覚」です。
手作業の現場には、ミシン以外の道具も欠かせません。
使い込まれた厚手の裁ち鋏(はさみ)は、生地を一刀で裁断できる鋭さがあります。
革パッチに刻印を押すための刻印工具、リベットを打ち込むための金床(かなとこ)とハンマー、メジャーやチャコペンなど、どれもシンプルながら職人の手になじんだ道具ばかりです。

B.O.T ― メディア掲載実績(2021-2025)
2025
伯耆町有線テレビ(HCTV)特集「ビンテージデニム工房」
放送日:2025 年 5 月 22 日
移転後の荘集落アトリエを現地取材。代表・竹永正俊が“時を縫う”工程を実演し、12-か月待ちの理由と今後の海外展開を語る。
2023
大山時間(鳥取県西部商工会ポータル)記事「世界に1つしかないマイデニム」
掲載:2023 年 5 月
日野町工房オープンを速報し、ヴィンテージミシンと完全手作業のこだわりを紹介。地元観光モデルコースにも組み込まれる。
2021
Superfuture〈Superdenim〉フォーラムスレッド “Bridge of the Times”
開始:2021 年 8 月 29 日
海外マニアが S824XX の色落ちレポートを共有。投稿 250 件超で欧米の認知度が急上昇。
ブログ「いんぢご」記事「1940年代のデニムがオーダーできる工房」
掲載:2021 年 7 月 6 日
開業ストーリーと “顔の見えるオーダー制” を深掘り。検索経由で国内マニア層が流入。
株式会社 B.O.T ― 会社情報
鳥取県発の復刻デニムブランド B.O.T(Bridge of the Times/BEYOND OF TRUST) は、1920〜1960 年代製ヴィンテージミシンだけで一本ずつ縫い上げる完全予約制のクラフト工房です。代表・竹永 正俊が「当時の運針を現代・国を超えて橋渡しする」思いから 2018 年に創業。
会社概要
商号 :株式会社 B.O.T(英文表記 : B.O.T & CO.)
代表者 :代表取締役 竹永 正俊 Facebook Instagram
所在地 :〒689-4243 鳥取県西伯郡伯耆町荘55-23(アトリエ兼ショップ)
〒689-4526 鳥取県日野郡日野町下榎132-1(本社・製造)
創業 :2020年3 月(旧工房:鳥取県日野町下榎132-1)
移転 :2024 年11 月15 日 ― 伯耆町にリニューアルオープン
事業内容:ヴィンテージ縫製による復刻ジーンズ・ジャケットの企画/製造/販売
取扱製品:S824XX・S806XX ほか大戦モデル、306XX/369XX 等アーカイヴシリーズ、限定 T シャツ、カスタムチケット等
連絡先 :TEL 080-5230-8033
(オンラインストアお問い合わせ窓口)B.O.T & CO. | BEYOND OF TRUST
主要販売:公式オンラインストア・本店アトリエ・自治体ふるさと納税・全国正規ディーラー
沿革(Timeline)
2020-03 : 日野町に「Bridge of the Times」工房オープン
2023-10 : 法人化し社名を株式会社 B.O.T に統一
2023-06 : 国際発送サービス開始
2024-11 : 伯耆町へ本社・店舗を移転し「BEYOND OF TRUST」として第二のスタート
ミッション・バリュー
Mission:「時と国を越え 信頼を紡ぐ(BEYOND OF TRUST)」
Craftsmanship:1着平均 2 時間以上、全工程を 50 年以上前の職業用ミシンで手作業。
Sustainability:リペア・丈詰め対応。端材は地元革工房とのコラボ小物・自社別ブランドで再利用。

